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TOP12インチフィギュア >ライダースクラブ


元WGPライダー根本 健さん。永年にわたりレース界に君臨する、カリスマ的ライダーです。
根本さんプロデュースのバイク雑誌「ライダースクラブ」にて、ご本人を1/6化した「ネモケンフィギュア」が紹介されました。これを企画されたのは、リアルな二次戦Figでお馴染みのMATSUYAさん。MATSUYAさんは同誌にて、ライテクコーナーのイラストも担当されています。
この度ご縁があって、ネモケンFig企画にてヘルメット・ブーツ&グラブの製作を担当させていただきました。

■ヘルメット
市販の1/6フルフェイスがベースです。これらの一部を改造しました。ここで苦労したのは、造形よりも、塗装。
クリア塗装や所謂「研ぎ出し」等、ツヤ出し処理って初めてなので(汗)。
▲実物のAraiヘルメット。ブルー、ホワイト、ゴールドの3カラーに、各種ロゴ。じ〜っと眺め・・「出来んのか?」と不安に(^^; ▲香港メーカー「HRK」製ヘルメット。これがベースです。幸い、一番難しそうなベンチレーションが最初から付いています。後頭部と側面のテーパーを丸めれば、Arai風になりそう。シールドは厚みがあって格好悪いので、これは要改造。 ▲完成品。主な作業は@形状修正、Aシールドベースの追加、Bクリアシールドのスクラッチ、Cデカール製作、Dクリア塗装です。

●製作編●
▲丸みをつけるため、ポリパテを盛ります。 ▲ペーパーがけ。凹凸を確認しながら、パテ盛り〜成形を繰り返しました。 ▲ブルー、ホワイト、ゴールドの順でマスキング塗装。
▲デカール。各種ロゴをネットやデジカメデータからトリミング。ウェーブのクリアデカールで印刷しました。インクジェットだと「白」印刷はできませんが、昔から持っているアルプスのマイクロドライプリンタだと、可能なのです。 ▲シールを貼って、光沢仕上げ。最初にクリアを「これでもか!」的に重ね吹きして、塗膜をつくり、ペーパーがけで梨地とり。その後、粗目と細目のコンパウンドで磨きました。でも、何か光ってない!クリア吹きが、まだ足りなかったっぽいですね。 ▲クリアシールドの自作。薄いエンビ板(0.5mmくらいの)を使用し、バキュームフォームで製作。電気コンロでタラタラに溶かし、素早く原型に被せます。フォーム器の先には掃除機が取り付けられていて、空気を吸い込むことで、原型と板を密着させる仕組みです。

■ブーツ・グローブ
ラテックスでウルトラマンを作った時、「ブーツとかグラブとかも作れんもんか」と思っていました。単に革を扱えないだけなんですけどね(汗)。ただ、ソフビよりはマシな可動域を得られると思って、今回初チャレです。
▲実物。複雑な形状です。 ▲小柄な根本さんを意識し、ベースはトイソルのコンバットブーツを使用。小さめで良いかなと思って。 ▲ベースにパテ盛りしていけばいいじゃんと思ってましたが、バイクのブーツは前傾姿勢で、形が違いすぎ。踵から上は粘土で、大まかに成形しました。
▲粘土の原型からレジンに置き換えて、細部を成形。後で教えてもらったんですが、こんな面倒なことしなくても、スカルピー粘土で作り、固めれりゃ良かったんですね! ▲原型の型をとり、ラテックスS500を塗布。A,B各面のフチを残して塗布。乾燥〜塗布を3回程行って、A,Bを貼り合わせ。その後、塗り残したフチを、履く穴と靴底の穴から塗り、お互いを結合させます。 ▲その他、全ておなじ処理を行い、ひたすら乾燥を待ちました。シリコンとラテックスの相性は良く、離型剤は不要。乾燥を促すため、ドライヤーで暖め、さらに重ね塗りしました。
▲しかし、現実は厳しい。何度やっても、うまく固まってくれません。ラテックスは水性のゴムで、水分を飛ばしてゴムが固まります。
奥まった場所は中々蒸発せず、いくら待っても乾燥不良を起こすのでした。
▲ラテックスメーカーのHPによると、「熱湯で煮沸」もあり、とあったので、試しました。型の周りをキッチンペーパーで覆い、ラップで巻き、煮込んでみましたが・・・結果は同じ(涙)。 ▲まぐれ当たりで、成功したひとつ。水性カラーや、ポスターカラー(リキテックス推奨)で着色可能です。
しかし、ラテックスはかなり縮みます。成形のコツが難しい上に、大きさも変わるので、この際諦めることにしました(汗)
▲同じゴムなら・・・ということで、模型用のシリコンゴムで成形。離型剤を塗ってA,B面を貼りあわせ、シリコンゴムを流し込み、右に左に傾けながら、均一に型に食いつくよう回します。これを2回繰り返しました。ラテックスよりは、成功率は高いです。 ▲再び厳しい現実に直面。塗料を全く受け付けません。乾くと見事に、ハゲるのです。こんなことに使う奴が、どうかしてるんですけど・・・。
水性、ラッカー、Vカラー、ポリカーボネート・・etc。如何なる塗料も歯が立ちませんでした。
▲同時進行で試したもの。模型用のシリコーンに、ポスターカラーを混ぜてみました。 ▲失敗例。プラカラーを混ぜるとこうなりました(すいません。水性だったか、ラッカー系だったか忘れました〜)。硬化するにつれて、塗料をはじいてしまいます。 ▲着色した模型用シリコンを流し込んだ、テスト品。左がポスターカラー版、右はプラカラー版。しかし相変わらず、これに塗装すると、見事にハゲます。
▲失敗品。ラテックスは、硬化直後は白色ですが、乾燥が進むと透明になります。ちょうど輪ゴムと同じ色ですね。硬化時間が長いので、何をするにも1日単位。正直、ここまで苦労するとは思いませんでした。まだまだ技量不足っす。 ▲出来たけどボツったVer.。模型用のシリコーンゴム版です。あまりにもハゲが激しいので、未使用に終わりました。
この後、DIY版のシリコンで製作したものが、課題を残しつつも、採用していただけました。
▲「DIYの隙間埋め用シリコーンがお勧め!」というアドバイスをいただき、早速試しました。値段も約500円とお手軽。しかも「黒、グレー」などのカラーバリエーションもあります。質感は、粘度の高いポリパテみたいな感じ。
型に盛り付けるような形で塗布し、貼りあわせて硬化を待ちます(24時間)。
その後の状況は、なんだかんだでカメラに収め忘れて、画像がありません(大汗)。
MATUYAさんのブログにて、掲載していただいてます。

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